BGでの能力
戦闘開始時: 自陣の左端のミニオンは最も近い敵のミニオンと等しい攻撃力・体力を得る。
英語名は「分け合うことは思いやり」。日本語版はそれを、正反対の意味で知られる台詞に置き換えた。
元の作品では?
「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの…な!!」は、『ドラえもん』のジャイアン(剛田武)の台詞として知られる。日本では、他人のものを当然のように取り上げる態度そのものを指す言い回しとして通じる。
一方、英語名の Sharing is Caring は、子どもに分け合うことを教えるときに使う定型句だ。分け合うことは相手を思いやることだ、という意味になる。二つは正反対を向いている。
アートに描かれているガフ・ルーントーテムはHearthstoneオリジナルのキャラクターで、Warcraft本編出身ではない。名称、BG独自の効果、Hearthstoneオリジナルのアートはそれぞれ分けて扱う。
ガフは『荒ぶる大地の強者たち』でHearthstoneに初登場した後、拡張『ドラゴンフライト』でハムウル・ルーントーテムの大甥という設定のまま、ドラゴンアイルの序盤エリアに立つ料理人NPCとしてWoW本編へ逆輸入された。Hearthstoneで先に作られたキャラクターが、後からWoW側に取り込まれた例になる。
カードは何を表す?
効果は、戦闘開始時に自陣の左端のミニオンが、最も近い敵のミニオンと等しい攻撃力・体力を得るというもの。相手の数値をそのまま自分のものにするだけで、分け合ってはいない。英語名の「分け合う」より、日本語名の「お前のものは俺のもの」のほうが、盤面で起きていることを正確に言い当てている。
日本語版は訳を諦めたのではなく、効果に合う台詞へ入れ替えている。英語名を知らなければ、この一枚がもとは正反対の言い回しだったことには気づけない。
背景の出典